
太陽の下で身体を動かすのはとても気持ちが良いですよね。数ある運動の中でゴルフは青い空と緑に囲まれて出来るスポーツです。ショットがうまくいったときの気持のよさは格別です。
友人や会社の先輩上司に勧められてゴルフを始めたものの、なかなか上手にならない人も多いのではないでしょうか?最近では物価も高くなってきているのでラウンド料金も一昔前の価格よりも高くなってきているので初心者と言えどもゴルフにかける時間とお金は大切にしたいですよね。
本記事ではゴルフ歴10年の筆者が実践し検証済みの、効率良く最速で上達できる方法を紹介します。この記事を参考に最短でゴルフを上達し、自信をもってゴルフに出かけましょう!
目次
最速!初心者向けゴルフ上達法ランキング5選
第1位 プロのレッスンを受ける
第2位 打ちっぱなしで「テーマ練習」をする
第3位 自宅でパター練習をする
第4位 体幹や柔軟性のトレーニングをする
第5位 自分のショットを撮影する
ゴルフが早く上達する人の特徴3つ
特徴1.上手な人のアドバイスを素直に聞いている
特徴2.目標が明確である
特徴3.短期で集中的に練習をしている
ゴルフが上達しない人の特徴3つ
特徴1.なんとなくスイングしている
特徴2.自己流のスイングをしている
特徴3.上手な人のアドバイスを聞かない(聞きすぎている)
ゴルフレッスン選びで見るべきポイント3つ
ポイント1.プライベートレッスンかグループレッスンか
ポイント2.通いやすい場所にあるか
ポイント3.料金は自分に合っているか
よくある質問
ゴルフの上達にはどれくらいの期間が必要?
男子と女子ではゴルフの上達速度に差はある?
ドライバー、アイアン、アプローチ、パター、それぞれの練習割合はどれくらい?
最速!初心者向けゴルフ上達法ランキング5選
まず最初に最速でゴルフが上達する方法をランキング形式で紹介します。初心者向けの内容となっていますが、上達が伸び悩んでいる方にもおすすめですよ。
第1位 プロのレッスンを受ける
ゴルフが上手な人はたくさんいますが独学で独自の理論を持っている方や。古い理論しか知らない人も中にはいます。最速で上達するには最新の理論を科学的に習得している日本プロゴルフ協会(PGA)認定のティーチングプロ(レッスンプロ)から教えてもらうのが一番です。
第2位 打ちっぱなしで「テーマ練習」をする
打ちっぱなしに行っても漫然とドライバーとアイアンを交互に振り回していませんか?上達の早い人は自分の課題が何かを把握し、「テーマ課」して集中して練習しています。課題の発見のためにもプロのレッスンを受けるのが良いですよ。
ぼくは最初はスライスの克服と100ヤード以内の正確性がテーマでした。
第3位 自宅でパター練習をする
ドライバーでの1打もパターの1打も同じ1打です。パターの練習はコースに出る前にちょこっとパター練習場でやる人がほとんどです。自宅にパターマットを置いて1日20球練習するだけでもスコアが大きく改善しライバルに差をつけられますよ。
第4位 体幹や柔軟性のトレーニングをする
スイングの力をボールに効率よく伝えるには、体幹の筋力と柔軟性が必要です。 体幹がしっかりしていると、腰の回転や腕の動きを連動させやすくなり、飛距離が向上します。
けがを予防するためにも柔軟性を高めておきましょう!
第5位 自分のショットを撮影する
ゴルフレッスンに行かないときは自分のスイングを撮影して確認しましょう。最近ではスイングを分析してくれるアプリも出ていますので、自分のスイングが客観視できておすすめです。プロのアドバイスが確実に実行できているのか確認できますね。
ゴルフが早く上達する人の特徴3つ
ゴルフが早く上達する人に共通する特徴を3つにまとめてみました。誰でもマネできる内容ですので再現性抜群です!
特徴1.上手な人のアドバイスを素直に聞いて取捨選択している
ゴルフが早く上達する人は、上手な人からのアドバイスを素直に取り入れつつ、自分に合う形に整理して実践しています。
アドバイスを素直に受け止め、分からない点は質問し、アドバイスを全部一度に取り込もうとせず優先順位をつけるなど整理をしています。実際に繰り返し試して自分に効果があるかを確認するとよいですよ。
特徴2.目標が明確である
目標が明確だと以下の点からも上達が早くなりますよ。
アドバイスの取捨選択ができる
「飛距離を伸ばしたいのか」「100切りしたいのか」で必要な練習は変わりますよね。目標があると、自分に必要なアドバイスを見極めやすくなります。
練習の優先順位が決まる
「スライス修正」ならドライバーやアイアン中心、「スコア短縮」ならアプローチやパター中心など、的を絞ることで効率的に練習できます。
モチベーションが持続する
「3か月で100切り」など具体的だと達成感を得やすく、とにかく継続がしやすいです。
特徴3.短期で集中的に練習をしている
短期で集中的に練習することはゴルフのみならずすべての学習において効果的です。
反復することは体に動きを染み込ませやすい
1週間に1回だけより、数日連続で練習した方が「感覚」が途切れにくく、スイング修正が早くなります。
課題を集中的に克服できる
「スライス修正」「アプローチ強化」などテーマを決めて集中すると効果が期待できます。
学習効率が高い
脳科学的にも集中学習は記憶の定着に有効とされています。“まとまった反復練習”で動作をからだに覚えさせることが出来ます。
ただ打ち込むだけは逆効果!
➡悪い癖も定着してしまうため、必ずテーマを持って集中して練習しましょう。
休養をしっかり挟みましょう!
➡ 筋肉や関節に負担がかかるため「練習2日+休養1日」などメリハリをつけることが効果を大きくします。
ゴルフが上達しない人の特徴3つ
特徴1.なんとなくスイングしている
改善したいテーマを持たず、気持よくスイングしているだけではゴルフは上達しません。練習場に行きドライバーをかっ飛ばすのは確かに気持ちが良いものですが、早く上達するには自分の課題(テーマ)が何であるかの分析と対策が必要です。
特徴2.自己流のスイングをしている
ゴルフを上達するためのWebサイトやYoutubeなど、お金を払わなくてもさまざまな情報にアクセスできます。それらを読んだり視聴したうえで自己流のスイングで練習している人はいないでしょうか。骨格、筋力、体格、身長、柔軟性などは人それぞれです。それらを踏まえたプロのアドバイスを受けたうえで練習しましょう。
特徴3.上手な人のアドバイスを聞かない(聞きすぎている)
性格が頑固な人に多いですが、上手な人のアドバイスを聞かず、自分のやり方にこだわって改善のきっかけを逃している人は多くいます。自分のスイングを客観視できないため同じミスを繰り返しやすく、なかなか上達しません。
また、アドバイスを聞きすぎる人も一方ではいます。いろいろな人の意見を取り入れすぎて理論がつぎはぎとなりスイングがブレブレになったり、頭でっかちとなり身体が動かず固まってしまうケースもあります。
“信頼できる少数からのアドバイスを取捨選択して試す” のが一番上達が早いスタンスです。
最速で上達するには科学的なゴルフレッスン!
最近のゴルフレッスンはトラックマン(弾道計測器)やモーションキャプチャーを使い感覚ではなく「データ」でスイングを分析したうえでレッスンしてくれるようになっています。自分の癖を数値で理解し、修正ポイントが明確になるので最速の上達に直結します。
ゴルフレッスン選びで見るべきポイント3つ
科学的なゴルフレッスンは増えていますが、そのうえで押さえるべきポイントを3つ紹介します。
ポイント1.プライベートレッスンかグループレッスンか
結論から言うと最速で上達したいならプライベートレッスン、コスパや仲間作りも重視するならグループレッスンがおすすめです。
どちらがおすすめでしょうか?
・短期で上達したい/100切りを早く達成したい → プライベートレッスン
・コストを抑えて長く続けたい/仲間と楽しみたい → グループレッスン
初心者が基礎を固めたい → 最初はプライベート数回 → 継続はグループ がバランス良いかもしれません
最近ではプライベートレッスンでも月例会やオフ会を開催しコミュニケーションを図っているところもありますよ。
ポイント2.通いやすい場所にあるか
ゴルフの上達は 「継続的に練習・レッスンを受けられるかどうか」 に大きく左右されます。そのため、レッスン場の立地・通いやすさは実は料金や指導内容と同じくらい重要です。
レッスン場を選ぶ時の立地ポイント
・自宅から近い
→ オフの日に通いやすい
・職場の近く
→ 仕事帰りに通える
・駅近 or 駐車場完備
→ 移動ストレスが少ない
・練習場とセットになっている
→ レッスン後すぐ自主練できる
わたしはこのポイントを特に重視して、会社帰りにも休日にも通いやすい最寄りの駅に近いレッスン場を選びました。
ポイント3.料金は自分に合っているか
レッスンの費用が自分のお財布に合っているかどうかも重要です。ゴルフはある程度の期間、継続して練習が必要なので料金が負担になりすぎると途中で挫折しやすいんです。
費用相場のイメージ
| 形式 | 料金目安 |
|---|---|
| プライベートレッスン | 5,000円〜15,000円/1回(50〜60分) |
| グループレッスン | 2,000円〜5,000円/1回(60分) |
| 月謝制スクール | 10,000円〜25,000円/月(回数制限あり) |
| チケット制 | まとめ買いで1回あたり安くなるケースも |
レッスン費用は「安い方がいい」ではなく、目的 × 継続可能性 × 費用対効果 の3点を見て判断するのがポイントです。
よくある質問
ゴルフの上達にはどれくらいの期間が必要?
難しい質問ですがゴルフの上達に必要な期間は「どのレベルを上達とするか」と「練習頻度」によって大きく変わります。
目安となる上達期間
| 目標 | 必要期間(練習頻度) | 補足 |
|---|---|---|
| 基本的なスイングが形になるまで | 3〜6か月 (週1〜2回の練習+月1ラウンド) | ボールがある程度真っ直ぐ飛び、空振りやダフリが減ってくる段階。 |
| スコア100切り(スコア100未満) | 6か月〜1年 (週2〜3回の練習+月2回以上のラウンド) | アプローチとパターを重点的に練習するとより短くなります |
| スコア90切り | 1〜2年 | ショットの安定+戦略的なマネジメント力が必要。 コース経験がものをいう段階。 |
| シングル(ハンデ9以下) | 5年以上 | 基礎・戦略・メンタル・体力すべてが必要。継続的な練習と試合経験が必須。 |
男子と女子ではゴルフの上達速度に差はある?
男子と女子で「上達速度」に大きな差はありません。ただ、身体的特徴や環境によって「上達のパターン」が違う事はあります。
男子が有利になりやすい点は筋力が強いため飛距離が最初からそこそこ出てしまう点です。最初からボールが前に飛ぶので、ラウンドが楽しみやすく上達意欲が続きやすいといえます。
一方女子が有利になりやすい点ですが、女子は柔軟性が高いことから正しいスイングを身に着けやすいです。そのため力任せになりにくく、基礎に忠実なスイングを作れる人が多いといえます。また、コーチの指導を素直に吸収する傾向がありますので アドバイスを試して体に落とし込むスピードが速いケースがあります。
ドライバー、アイアン、アプローチ、パター、それぞれの練習割合はどれくらい?
ゴルフは「ドライバー → アイアン → アプローチ → パター」という流れでプレーが進むので、効率よくスコアを伸ばすには クラブごとの練習割合を意識するのが大切です。
一般的なアマチュアにおすすめの練習割合は以下の通りです
練習割合の目安
| 種類 | 割合 | 備考 |
|---|---|---|
| ドライバー | 20% | 飛距離は魅力的ですが、スコアに直結する割合はそれほど大きくありません。方向性重視で。 |
| アイアン | 30% | 100〜150ヤード前後をしっかり打てると、パーオン率が上がります。 |
| ウェッジ | 30% | スコアを縮めるカギ。寄せワンを増やすと一気に伸びます。 |
| パター | 20% | 1ラウンドの約40%はパター。短い距離(1〜2m)を重点的に。 |
練習場では「ドライバー多め」に打ちがちですが、実際はアプローチとパターがスコアに直結します。スコア100切りを目指すなら「アプローチ+パター=全体の50%以上」が理想です。
中級者以上になると、苦手クラブの割合を増やして調整すると効率的です。
今回紹介した「ゴルフが最短で上達する方法」は筆者自身が上達に伸び悩んでいるときに、上手な人へのヒアリングをしたり自分でも試行錯誤しながら試した方法です。
ひとりで悩んでいる方にはぜひ参考にしてもらいたいです。
すべてのゴルファーに幸あれ!